「募集超人 パチのパチ」の巻

アニメグッズの魅力

先日、「パチのパチ」って何?と題して投稿しましたが、パチに関する記事の内容としては基本編だった様です。

消しゴムの話が始まると止まらない夫から、応用編の話を聞きました。

「パチのパチって言ったら、募集超人のことでしょ?」というセリフがでたら、その方はかなりのキン消しマニアだそうです。

ちなみに「募集超人」とは、当時子ども達のハガキから寄せられた超人のアイデアを元に、ゆでたまご先生がデザインして漫画「キン肉マン」で活躍させた超人の事です。

そしてその募集超人の消しゴムの中で、「パチのパチ」に該当するものがあるとの事。

募集超人の消しゴムに関して順を追って説明すると、まず漫画の中で活躍した募集超人の消しゴム(バンダイやアマダ作)は「正規品」。

元の子どものアイデアのまま、どこのメーカーのものかも分からず作られた消しゴムが、「パチ」。(「無版権」と呼ばれるものになるそうです。)

そしてこのパチで型を取って作られた消しゴム、こちらが「パチのパチ」にあたるそうです。(こちらは「無版権 of 無版権」との事。)

パチと呼ばれている時点に注目してほしいのが、元の子どものアイデアのままという事、つまりゆでたまご先生がデザインしたものではないので、この段階で作られた消しゴムはパチと呼ばれる訳です。

当時「〇〇くんの投稿」という感じで雑誌で普通にハガキのイラストが誰でも見れたのでしょう、確かにこの時点で消しゴムを作る事ができてしまっていたのでしょうね。アイデアを投稿した本人にとっては嬉しいかもしれませんが、当時はまだそんなに規制が厳しくなかったのか、こういった無版権によるパチや、更にそれを元にして作られたパチのパチも出回っていた様です。

そしてそれがまた、珍しいだけに価値が付く。キリがないですねぇ…(^^;

ちなみに、実際に漫画で活躍しなかった(投稿の発表だけで終わった)募集超人の消しゴムなどというものも、あるとかないとか。ただ消しゴムにするのが難しいデザインのものもあるらしく、マニアの間では「この募集超人の消しゴム作ってみてほしいなぁ」と思われていたものもあったそう。

例えば、「タキング」。滝を模した超人で、水が流れている感じを消しゴムで作るのは難しいデザインだったそうです。他にも〇〇とか、〇〇とか…という話まで夫から聞いて、時刻は夜中の2時。

もうだめだ、寝ます。続きはまた今度聞かせて下さい、夫よ。

でもお陰様でブログのネタもできました。消しゴムの知識に少しずつ詳しくなっていく…

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